ゴスペルとは

 

GOSPELとは?
  GOSPELとは、日本語では「福音=良い知らせ(Good News)」と訳すことができます。語源となったのは、ギリシャ語の「良い知らせ(
エヴァンゲリオン)」という言葉を、古い英語でGod(=Good)Spell(=News)と訳したのが、後にGOSPEL(ゴスペル)になったと言われています。しかし、日本では<ゴスペル>と言えば<ゴスペル・ミュージック>を指してしまい、サウンドやリズムやグルーブ感等で<ゴスペル>って言われています。
 イエス=キリストの誕生が「Good News」で、その良い知らせを伝えるために歌われるものをGospel Music(つまり賛美歌)といいます。

  キリスト教の「福音」、つまり聖書の教えや神を讚える歌は、全て「ゴスペル・ミュージック」で、黒人教会でクワイアが歌う「ブラック・ゴスペル・ミュージック」だけでなく、古くからある賛美歌や黒人霊歌、R&B調のゴスペル、カルテット・グループが歌うアカペル・ゴスペル、ロック・ゴスペル、ハードロック・ゴスペル、ヒップホップ・ゴスペルなど様々なスタイルがあります。

 1921年に「トマス・ドーシー」が自作の曲を「ゴスペル・ソング」と呼んだことに端を発し、1960年頃に出現した「クワイア」形式によるもので、ピアノを主要楽器とし、統一された衣装を着た聖歌隊が、ソロシンガー又は指揮者とのコール&レスポンス(呼びかけと応答)で歌う「ブラック・ゴスペル・ミュージック」です。

 

 まあ、サウンドだけで<ゴスペル・ミュージック>って言うのが、日本的かな?